占星学ソフト Stargazer SAT をWindows11にインストールする

手首を痛めたりしてキーボードの使用を遠慮してましたが、久々の投稿です。
占星術ソフトとしていまだに人気のStargazer(スターゲイザー)ですが、開発された方のページ(ケロプッタの国)では、何年か前からStargazerSAT という後継ソフトが掲載されています。 我が家ではまだWindows10を使っているのですが、徐々にWindows11にシフトしようかなと思い、この機会にStargazerSATのセットアップも出来るよう、備忘録としてこの投稿を作っています。(他の人に教える目的では無い事を明記しておきます。ご質問など頂いても的確なお返事が出せない可能性があります。)

さて、まず(ケロプッタの国)のStargazer開発室というページからStargazerSATのインストールに進むと、ダウンロード出来るようになっています。
Windows11は、HomeでもProでも64bitのOSなので、4つあるうちの
SgwdSAT64InstFile11.LZH
をダウンロードします。ブラウザによってはダウンロードしたものは、ダウンロードフォルダーに保存されます。
これをCドライブ直下に移動させます。
自分で場所を指定する場合は、最初からCドライブ直下に保存すればOKです。
このLZH圧縮ファイルを解凍すると、cドライブにsgwdというフォルダーが作られます。
(※圧縮ファイルはディレクトリ構造を持っていますので、そのまま解凍してください)
さらにその中にはSgwdSAT64というフォルダーがあります。この中のSAT64sgwd.exe (Windowsの初期表示では拡張子の「.exe」は表示されませんので、「SAT64sgwd」(種類はアプリケーション)がStargazerSATのMENUプログラムになります。

ここまでで、Cドライブのディレクトリ構造は、

C:¥——– ここがルートディレクトリ
.   +—- ¥sgwd
.     +—- ¥sgwdSAT64
.       +—– ¥EPH
.       +—– ¥NAT
.       +—– ¥OUT
.       +—– ¥sysSAT64
.         +—- G
.         +—- langu
.         +—- ntemp
.         +—- p
こんな感じになっていると思います。

※※
天体記号などは外字を設定してますので、MENUプログラムには管理者権限を与えておく必要があります。右クリックでプロパティを選び、互換性タブで、下の方の「管理者としてこのプログラムを実行する」にチェックを入れておきます。

ここで一旦SAT64sgwd(.exe)をダブルクリックして起動してみます。

メニュー画面が出たでしょうか?
続いて、右側の「基本設定」をクリックします。

基本設定画面が表示されたら、まず、「閉じる」の3つ上にある「全初期化」をクリックします。
次に、右上から4つ下の天文暦ファイルの「参照」をクリック、

天文暦ファイルを選択します。私の場合は「SgwdSATephemerisS.dat」(表示設定によってはSgwdSATephemerisS)でした。クリックしてから「開く」をクリックします。前の画面に戻りますので、そのまま右下から1つ上の「設定保存」をクリックします。その後「閉じる」ボタンでMENUに戻ります。

では、外字の設定が出来たか確認します。

MENUから「ホロスコープ・タブデュアル」ボタンを押すと、ホロスコープが表示されます。
天体の記号が出ていればOKです。出ない場合は上の※※に戻り、もう一度基本設定の全初期化からやり直します。管理者権限で行なうところがキモとなります。

次に、作者さんが後日発表されたアップデートのインストールです。

先ほどの(ケロプッタの国)のStargazer開発室というページからStargazerSATのアップデートに進むと、2023年6月時点では、

SgwdSATvar1.1(20191230公開)の訂正 訂正H (20211027開示)

SgwdSATvar1.1(20191230公開)の訂正 訂正G (20210920開示)

の2つがダウンロードが出来るようになっていますので、これらの64bit LZH版を
ダウンロードしてきます。つまり、
64bit版圧縮型    SAT64horoTDUP1007.LZH  1,551,384byte
64bit版圧縮型    SAT64sichuUP1002.LZH    41,628byte

の2ファイルです。それぞれをダウンロード・解凍して、(この場合3つのファイルが出来ました)

C¥sgwd¥SgwdSAT64 フォルダーに入れてあげます。(上書きで保存)

そして細かくチェックするならばメニューからそれぞれを起動してバージョン確認します。(バージョンは各プログラムを起動したときに青色の凹みに「Stargazer WD」と書いてあるところをクリックするか、Helpあたりにバージョン表示があります)

Version
SGWDメニュー 14.02
ホロスコープ・タブデュアル 3.34
ホロスコープ単円 5.10
進行経過時期表 12.01
座興相性 14.00
四柱推命 10.02
宿曜 11.00
紫微斗数 11.00
三元九星 10.00

これ以降のバージョンなら大丈夫という事ですね。

最後に、デスクトップにショートカットを作ります。
SAT64sgwd(.exe)を右クリックして、「ショートカットの作成」を選択して作成します。
PCの環境によっては自動的にデスクトップにショートカットが作られます。
(その場に出来てしまったら、ご自分でデスクトップに出したり、ランチャーに登録したり・・・)

以上でWindows11へのインストールが完了です。
最後に、「基本設定」 の地方時設定がちゃんと現在時間(日本なら+9:00 : JST)かを確認しておきましょう。

Stargazer開発室の中には使用のマニュアルもありますので、見ながら使ってみましょう。

Stargazerを使用するに当たっては、作者さんの注意ページを一読する必要があります。とくに占い師の方は、表示されるホロスコープ等の情報を、占いの場や講習会・ブログやSNSなどで使いたいでしょうから、何が許可されていて、何が作者の許可が必要かはよく理解する必要があります。作者の著作権を守り、こういった便利なソフトを開発・提供されていることに感謝して使いましょう。

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