PCに何かをインストールしたり設定を変えてみたりする時、復元ポイントを作成して元の状態に戻せるようにすると安心。
きちんとしたインストーラーだと自動的に復元ポイントを作ってくれるものも多いが、シェアウェアやフリーなものだと作ってはくれない。レジストリを汚されるのも怖い。
復元ポイントが保存するのはレジストリの状態とシステムに関するファイルのみで、自分で作ったドキュメントやデジカメの写真などは対象にはならない。メールの送受信データも同様。これらは別途データバックアップを考える必要がある。
さて、Windows10での復元ポイントの作成は、どこから辿っていってもいいのだが・・・
例えば、まずスタートボタン右クリックで「システム」を選択し、
左の列から 「システムの保護」をクリック
すると「システムのプロパティ」の「システムの保護」タブの位置に来ているので、
ここで右下の「作成」ボタンをクリックする。
構成自体がまだの時は、ドライブを選び「構成」ボタンをクリックすると
保護の有効/無効とディスクに許す領域の大きさを設定できる。最近はディスク容量も大きいので10GBくらい許しても困らない。
で、元に戻って「作成」を押すと、
復元ポイントの説明を入力する枠が出てくるので、ここは分かりやすく
「○○○のソフトをインストールする直前」などとしておくと分かりやすい。
これで復元ポイントの完成。
復元ポイントがたくさんになって構成で指定した容量に達すると、古いほうから消されていく。
今、残っている復元ポイントは「システムの復元」から確認できる。
こんな画面。左下の「他の復元ポイントを表示する」にチェックを付ければ保存されているほかの復元ポイントも見える。また、いずれかの復元ポイントを選択して右したの「影響を受けるプログラムの検出」をクリックすると、
このようにプログラムやドライバ類に与える影響も確認できる。
さて、作成した復元ポイントを一気に消すには、前記事の「アイコンキャッシュの再構築」で出てきたディスククリーンアップで消せるが、一つだけ消したい場合、フリーソフトの
CCleaner をインストールし (ダウンロードはこちら)、
ツール→システムの復元で、個別に削除することも可能。
コメント
CCleanerは厳密には”非表示”にするだけ
コメントありがとうございます。
手持ちのPCで確認いたしましたが、復元ポイントを2つほど削除した結果、ディスク空き容量が6.8GBほど増加しましたので、実際に削除されていると思います。
今回試してみたCCleanerのバージョンは5.26.5937(64bit版)、OSはWindows10 Pro (64bit) となります。