最近、EXCELを起動すると新しいOfficeをインストールしましょうと表示されるようになりました。毎回起動時に出るし、位置も目障りな感じでちょっと迷惑。毎回右端の「×」で消すのも面倒。どうやらOffice365の人に表示されるようです。
で、最初はOffice 2016に更新してみました。
ナント、EXCEL 2016 では日付の扱いや、DATEDIFなどの関数でエラー発生。その上フォントが大きくなって、いままで正常に表示できていたのに、セルに収まらない場所も多々。
新規のシートならともかく、既存のシートのフォントまで変更してくるとは、ちょっとヒドい。こうなると日付以外の関数も信用できないし爆弾を抱えたまま日々の仕事はちょっと厳しいですね。
ネットなどでちょっと調べたけど、すぐに問題解決しそうもないので、一旦、アンインストールしてOffice2013に戻しました。
※2016/8/10 追記: 最近試してみたら日付関数がちゃんと動いてました。改善したのかも?でもフォントは「游ゴシック」とかいう馴染み深いMSゴシック系より大きくてしかもメイリオ系よりも線の細いフォントになってるから慣れが必要でした。今まで作ったMSゴシックで作ったドキュメントの感覚だと文字が大きくてはみ出してしまいます。なんで前回はダメだと思ったんだろう。もしかしたらOffice2016にアップグレードする瞬間にローカルにあるEXCELドキュメントに変更を加えてくださる。などという有難迷惑な仕掛けでもあったのかな・・・
さて、要は「Office 2016 にしましょう」なんて言ってこなければよいのです。
そこで、マイクロソフトから地味に発表されている「簡易修正ツール」を使います。
※この記事を見てダウンロードしたい人は、ちゃんとアンチウィルスソフトなどで安全を確認してくださいね。そういう疑ってかかる意識が必要な時代です。
で、ダウンロードはこちら。(簡易修正ツール ID: 20156 というものです。MSではココ。)
こんなのがダウンロードできます。お薦めはしませんが、保存しなくてもそのまま「ファイルを開く」で実行しても動きます。で、これをダブルクリックします。
「次へ」で進みます。
こんな画面を通過して、
これで完了です。会社の何台かで試しましたが、1回目で「解決済み」にならなかったり、やった後でも「Officeの更新」のメッセージがしばらく出てたりですが、きれいに解決できたパソコンもあるので、再起動などしてリトライするのがよさそうです。
追記:上記の簡易修正ツールを実行した後、一度Windowsを再起動し、WindowsUpdateの「更新プログラムの確認」の処理を通すと、未解決だったPCでも解決できたものもありました。ダメ元で試す価値ありかも??
Windows10の時もそうですが、アップグレードさせたい思惑は理解しますが、方法はちょっと強引な感じ。既存のシステムによってはOSやOfficeのバージョンを変更したくない(できない)場合もあることを考慮して欲しいですね。
2016.05.11 追記
上記の対策をしたけど、それでもまだ直っていないPCがありました。
いろいろ見ているうちに、マイクロソフトのOffice365のヘルプから以下の記述を発見。
どうやら、管理画面からインストールできるソフトを制限できそう。
まずはログイン。
で、ログインすると、
こんな管理画面です。
※従来のインターフェースなら「サービス設定」の中ですね。
左側から設定パネルのアプリを開き、
ソフトウェアのダウンロードの設定を選びます。
※このへんも、従来のインターフェースなら「サービス設定」→「ユーザーソフトウェア」のページの上の方の”PC 用のソフトウェア”にあるチェックボックスがそうですね。
2016バージョンがオンになっているので、
これをオフにしてみました。
結果はまだ分からないのですが、このあたりが怪しいようなので設定してみました。