【Win10】 Windows7からUpgradeしてみた

Windows10へのUpgrade通知のしつこさや勝手にスケジュールしてユーザーの不本意なUpgradeですっかり評判の悪くなってしまったWindows10だが、Windows7やWindows8.1の寿命やセキュリティを考えれば、そろそろUpgradeするのが正しい選択と言える。
まず注意したいのは「Windows10を入手」なんて通知が出るからと言って自分のPCがWindows10対応とは限らないということ。見た感じのスペックはWindows10でも充分なものであっても、PC内部や外部接続の機器がWindows10に全て対応しているとは限らない。メーカー製のPCの場合、Windows10にUpgradeすると保証外になるという機種もあるから要注意。
また、日頃使っている銀行その他各種のウェブサイトもWindows10対応かどうかも事前に調べておかないと困ることになる。
準備としては、最新のBIOS、最新のドライバ類にしておく事が肝要。全部は調べきれなくとも主要なソフトはWindows10対応か?、あるいはどんなパッチがあるかも知っておくと後々困らない。

これら事前準備OKという前提で進めたい。今回はWindows7Proに表示されていた「Windows10を入手」に従ってみよう。
通知をクリックすると、

W10_01

こんな画面。さっそく「準備ができたら通知する」をクリックしてみた・・・が、いくら待ってもなしのつぶて。たぶん待っていれば何か表示されるのだろうけど、時間の見通しがつかないのでマイクロソフトのサイトに出向いてみた。こちら
※2016/8/12追記: 今日見たら無償アップグレードは終了したとなっていた。世の中を混乱させたWindows10無償アップグレード騒動もこれで収まるのか。めでたし。

W10_02

ダウンロードして実行すると、

W10_03

まずはお決まりの条項。サラっとスクロールして「承認」をクリック。

W10_04

デバイスのチェックをして(ここでOKでも、後々問題がないとは言えない)

W10_05

アップグレード進行中。

W10_41

何%とか出ているけど、ここが結構長く感じた。

W10_42

W10_43

すぐに使える・・・の画面から「簡単設定を使う」で進む。

W10_44

W10_45

W10_21

ここで「ありがとうございます」とお礼を言われる。

W10_30

そしてデスクトップの画面に辿り着く。

W10_23

さっそくWindowsUpdateのチェック。Windows10用のUpdateもいくつか見つかったのでこれらを処理。このあとデバイスマネージャを確認すると、

W10_24

概ね最初と同じだけは認識しているらしい。ただ、処理の途中でメーカー製のユーティリティのいくつかは利用不可であるメッセージが表示されていた。

まずはWindows10に出来たという事でメデタシ。

そして、「設定」の「回復」を見ると、

W10_31

「Windows7に戻す」がある。これは1ヶ月経つと消えてしまうのだね。
戻す気がある人は、ユーザーアカウントを削除したりしないほうが良い。

最初の印象こそパッとしないけど、実はけっこう考えられたOSなんじゃないかと思う。
起動のスピードは以前より速くなっている。Windows7やそれ以前から使ってきたソフトも工夫次第で延命出来そうな予感がする。
今後の記事では長所を探してみようと思う。でもまずはちゃんと動作する事が基本なのでそのあたりから詰めて行きたい。

スポンサーリンク