整理されている人のデスクトップは意外なほどアイコンが少ないのですが、私の場合は30個ほどは常時デスクトップに表示されています。それ以外に作業中の一時ファイルなどをデスクトップに置くことがあります。
日常の作業中に、デスクトップにあるアイコンを、意図しない位置にドラッグしてしまい全体の場所が変わってしまう。そんな事はないでしょうか。
「あっ」と思ってCtrl + Z を押しても、場所が戻らず直前に削除したものが出てきたりして、歯がゆい思いをします。
上の絵のように、一度割り込んでしまったアイコンは、どけたからと言って動いた全てのアイコンが元に戻るわけではありません。
それ以降 (その下のみならず、その右にある列全て) の順番を並べ替えて、自分の好きな位置に戻しています。
また、画面をふだんと異なる解像度にしてしまったときにもアイコンの位置は思いっきりズレてしまいますよね。
そこで、“特定のアイコンだけデスクトップの位置を固定する方法” を探したのですが、ベストなものが見つかりません。(誰かご存じでしたら教えて下さいね)
今回は、デスクトップのアイコン位置を(すべて)記憶するという方法で様子見としました。
使わせてもらうのは、「KH Deskkeeper2012」というフリーソフトです。ダウンロードはこちらから。Windows7でもWindows10でも問題なく動くようです。
ダウンロードするときには、32bit版と64bit版があるので気をつけましょう。
では、インストールをはじめましょう。(画面例はWindows7Pro 64bit版です)
ここまでは「次へ」で進んで、
ここで「スタートアップにショートカットを作成する」にチェックを付けておきます。
完了するとreadme.txtが表示され、ソフトの説明が書いてありますので一読しておきましょう。
再起動するとタスクトレイもしくは▲で表示される小窓にdeskkeeperのアイコンが出てきます。これを右クリックして、
設定メニューを選択し、
動作状態を確認しておきましょう。私の今回の目的では「終了時に設定を保存する」がマッチしているようです。
これで、作業中にアイコンがごっそり動いてしまっても、先ほどの右クリックメニューから「配置の復元」とすれば起動時の位置に一発復元です。
作業中に消したアイコンは無視されますので、あとは作業中に増えたアイコンについてのみ、再度移動すれば好みの位置ができあがりです。そしてWindows終了時には、その状態を記憶しておいてくれます。
アイコン表示の修復機能までついている。あぁーっなんて便利な。